かなり前から私はプリンターのインクカートリッジやトナーはいつも純正品を買っていました。
リサイクル品や互換品を最後に使ったのはたぶん10年くらい前で、そのときも買った後で後悔しました。
純正品以外だと印字品質や印刷可能枚数の面で劣ることがあったり、粗悪品だとプリンターが故障する可能性もありますので、何割か高くても無難な純正品を選んでいました。
そんな私ですが、この度また互換インクに手を出してしまいました。
Amazon.co.jp で目を疑うような激安インクが売られていたんです。
このインクカートリッジ7本セットで・・・
888円です。しかも送料込み価格!!
送料を引いて7で割ったら、1本いくらなんだろう・・・と考えるとなんだか頭が混乱しそうです。
この価格は非常に危険な臭いがしますが、リスクを覚悟の上で購入しました。
私はいまインクジェットプリンターを2台持っていて、EPSON EP-804A という比較的新しい機種をメインで使っています。
もう1台は Canon PIXUS MP500 というけっこう古いプリンターで、印字は問題ないのですが、だいぶ前から操作ボタンの一部とメモリカードスロットが反応しなくなっていて、最悪激安インクカートリッジによって故障してもあきらめがつきます。
そんなわけで、888円ならダメでも許せる価格ですし、最低でもブログのネタになると考えて久しぶりの購入に至ったわけです。
とりあえずインクが切れていた顔料の黒インクだけを交換してみました。
試しに印刷していると、しばらくしてこんなエラーが起きて印刷が中断しました。
このエラーは今まで純正インクでは見たことがありません。
取り付けたインクタンクが認識できないというエラーなのですが、インクカートリッジを抜き差ししたらまた認識されて印刷できるようになりました。
印字品質については十分なレベルで、私の用途に関してはまったく問題ありません。
「Canon PIXUS MP500 + 激安インク」と「EPSON EP-804A + 純正インク」で 明朝 10.5ポイントで印刷した結果を比べてみました。
こうやって拡大して見比べてみると違いがわかりますが、現物を肉眼で見ると優劣がつけられません。
老眼の域に入りつつある私としては、第一印象では激安インクの方が濃くていいと感じました。
写真を印刷すると違いが出るのかもしれませんが、私はこのプリンターで写真を印刷することはないので、この激安インクで実用になりそうです。
まだ使い始めたところなので評価が下せませんが、しばらく使ってみてトラブルが起きなければ、次もまたこれを買うでしょう。
なんたって、価格が純正インクの約10分の1ですから。
純正インクが高過ぎるんですよ。