Windows Vista で Chrome を起動したら、こんなメッセージが表示されました。
Windows XP と Windows Vista はサポートされなくなったため、このパソコンでは間もなく Google Chrome のアップデートが受信されなくなります。
[詳しく見る] をたどっていくと、Chrome Blog のこんな記事がありました。
Windows Vista のサポートも同時に終了する理由について
マイクロソフトが積極的にサポートしなくなったため
と説明されています。
マイクロソフトは Office 2013 の時点で Windows Vista をサポートから外していましたので、積極的にサポートしていないのは間違いないです。
でも、グーグルの理由はしっくりきません。
この理由から考えると、Chrome が今でも Windows XP をサポートしているのは矛盾しています。
マイクロソフトがサポート終了した Windows XP をその後2年間近くもサポートし続けているんですから。
結局、マイクロソフトのサポートの有無に関係なく
- Windows XP は利用者が多いからサポートを継続した。
- Windows Vista は利用者が少ないからサポートを終了する。
ということなんだと思います。
たしかに、Windows Vista を使っている人って見かけなくなりましたね。
【2016.2.2 追記】Windows Vista を使い続けてよいか
この記事を投稿してから、ブログへのアクセスが通常の倍くらいに増えています。
もうしばらく使えると思っていたところに「Windows Vista はサポートされなくなったため・・・」なんて言われると不安になりますよね。
この記事でも Windows Vista についてどちらかといえば悲観的に書きましたが、マイクロソフトのサポートが提供される2017年4月11日までは Windows Vista を使うことに問題はありません。
ただし、4月になったら Chrome を使わない方が安全です。
Firefox とか Opera も Windows Vista をサポートしていて、サポートを終了するようなアナウンスはいまのところないので、こういったブラウザに切り替えた方がよいです。