Google マップはホームページに埋め込んで使われることがよくあります。
そのページをスマホで表示してスクロールするとき、使い勝手が悪くなってしまうことがあります。
Google マップが画面幅いっぱいに配置されていると(たいていの場合こうなっていますね)、ページをスクロールして Google マップのところまで来ると、そこで地図のスクロールが始まってしまい、ページを先に進めることが面倒になってしまいます。
この問題の対策はいろいろありますが、私がやっている比較的手軽な方法を紹介します。
まず、以下のように Google マップのHTMLソースを div タグで囲みます。
<div class=”g_map”>
<iframe src=”https://www.google.com/maps/… (略) ></iframe>
</div>
クラス g_map に対して pointer-events: none; を指定すると、マウスで地図を操作できなくなります。つまり、静止画と同じになります。
.g_map {
pointer-events: none;
}
これでは地図としての機能が不十分ですので、地図の下に Google マップへのリンクを置くとよいです。
レスポンシブデザインの場合、メディアクエリを使ってスマホだけに上記の pointer-events: none; を適用すれば、パソコン・スマホどちらでも使いやすい地図ができます。
さらに、スマホ以外では display:none; により地図の下のリンクを非表示にすればスマートですね。
下の地図はこの方法で作ったものです。パソコンとスマホ(またはパソコンの画面幅を小さくして)でご覧いただくと違いがお分かりいただけます。